10月最後の土曜日。きょうの金沢は太陽が出てお出かけ日和でしたね。私は少し車を走らせて、かほく市の西田幾多郎記念哲学館で開催している「大森慶宣展 NO BOUNDARIES いちについて」へ子どもたちを連れて行ってきました。

2019年に金沢の片町で開催された個展を見ていたのですが、今回の展覧会はまったく雰囲気が違っていて、新しい大森さんの世界が広がっていました。飾られてある西田幾多郎記念哲学館という空間と、大森さんのアートが一体化していて、とても素敵な雰囲気でした。一緒に行った家族と話していたのですが、大げさではなく、何だかNYやパリでアートの展覧会を見ているような思いにもなりました🗽🇫🇷

大森さんの作品は動物の針金アートから、いまにも飛び出してきそうな不動明王の迫力ある大作、ミニマルな円の連なりを追求した、まるで音楽を奏でているような油絵の作品までさまざまでした。いずれも普段の生活の中であまり意識したことがない「線」が、大森さんの手にかかって命を宿し、力強かったり、やさしかったり、あったかかったり、可愛かったり。さらには宇宙にまでつながっているかのように思える作品もありました。

私は個人的に、針金で女性の顔を描いた「LOVE」という作品が好きだったのですが、その作品に込められた大森さんの愛情が伝わってくるようでした(その写真は見入っていたら撮り忘れました…)。子どもたちは針金で作ったお魚やモモンガが気に入った様子。長男のリクエストで、画集にミヤマクワガタを一筆書きで描いてくださったのですが、子どもたちはもう大喜び‼️長男はその画集を大切に抱えながら帰り、家に戻ってから自分なりに一筆書きの練習をしていました😊

芸術の秋、感性を刺激してくれる作品の数々に触れることができて、心が豊かになりました🍁大森さんの作品はこれから世界に飛び立っていくのだろうなと感じた展覧会。「大森慶宣展 NO BOUNDARIES いちについて」は明日10月31日(日)まで。お時間ある方はぜひ出かけてみてください。それでは、また〜👋







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